2010年05月03日
西丹沢縦走 4/30~5/1
GW前半は小屋泊まり山行となった。
当初全く予定しておらずガツッとピストンで足腰鍛えよう!ってノリだったのだが、丹沢でゆっくり
する機会もこんな時しかないと思いあらたに計画を練り直してこうなった。
西丹沢の周遊ルート、累積標高もそれなりになるし、東海自然歩道を利用しあまり記録でも見かけ
ない「袖平山」というところに立ってみたくなったのだ。
用木沢出合で年配の夫婦と会った以外登山者に会うことはしばらくなかった。
人も鹿もいない、沢の音、鳥のさえずりただそれだけ。
犬越路手前で自然の厳しい現実に直面。
直視に耐えがたい光景に目を背けずにはいられなかった。
(下山後報告した際言われたが、登山道でというのは極めて稀らしい。たいがいは沢で同じ光景を
目にするのだとか…ということは飢えでなく事故か病死だったのか…)
神ノ川ヒュッテ近くで単独行の男性1人。
その後男性1人とすれ違ったがゴム長の軽装、釣り人だったのだろう。
とにかく静かなルートだ。
大倉尾根は今頃「銀座」だろう、なんて笑いながら歩く。
東海自然歩道の道は登り一辺倒と事前に分かっていたが実際歩いてみると私にはかなり堪える。
装備の重さを体感するのも久々だったので尚更だった。
それでも『日帰りではない』というだけで心にゆとりが生まれるのも確かだ。
「ゆとり」反面、自分に対する「甘え」が生じるものだ…とこの時何度も何度も思った。
上手く説明できないけど自分は甘ったれだと腹が立った。
蛭ヶ岳山荘に予約の電話を入れた際「夕飯の17:30までに着けばいいですよ」とかなりアバウトな
ことを言われていたので(15時頃には着くようにが普通と思ってたもんで)、時間には余裕がある。
手前のピーク「風巻ノ頭」が気に入りここでコーヒーを飲むなどして休憩。

空の青さに手をかざしてみた。
その後今回の山行の目玉でもある「袖平山」に到着。
丹沢主稜を一望できる素晴らしい場所!訪れる人も少ない穴場のピークではなかろうか。
(デジイチで撮影したのですが画素数が大き過ぎてブログアップできません、残念)

アップできるのはこれだけ…おにぎりと蛭ヶ岳。
夕方近くの蛭ヶ岳に初めて訪れてみるとやはり普段とは違った趣があり新鮮ですらある。
就寝は20時。明け方3時に目が覚めるまで深い深い眠りにつき、一瞬山荘にいることを忘れる程
だった。ぐっすり熟睡とはこういうことか!

雲一つない空!富士山くっきりの清々しい朝。
丹沢山方面とは全く違いかなり慎重さを要求される山頂直下の下り。
朝一番でガレ場とクサリ場をこなすのはなかなかしんどいものだが、気を引き締めるにはもってこい。
臼ヶ岳のピークを越え西丹沢最高峰の檜洞丸へ向かう。

大室山・風巻ノ頭・袖平山を一望。

檜洞丸山頂からの富士山。
この後、熊笹ノ峰~大笄~小笄~犬越路~用木沢出合へと進む予定であったが、前日のあの現
場を通過することが堪え難く、つつじ新道入口へ進むこととなった。
ここではかなり多くに登山者と出会う。
富士見日和・山行日和であったので訪れた人皆が山頂で思い思いの時間を過ごせたのではない
だろうか。人が多すぎて落ち着けないことも考えられるが…。

新緑の西丹沢。
計画変更もあり、最終的にはこのようなルートとなった。
普段味わえない丹沢の違った雰囲気を堪能できるこのルート、再び秋に訪れてみたいと思った。
急登ルートに臨むにあたり私のやわな踵を守ってくれた秘密兵器よ!ありがとう!!

お陰で靴擦れなくすごせ大助かり。
当初全く予定しておらずガツッとピストンで足腰鍛えよう!ってノリだったのだが、丹沢でゆっくり
する機会もこんな時しかないと思いあらたに計画を練り直してこうなった。
西丹沢の周遊ルート、累積標高もそれなりになるし、東海自然歩道を利用しあまり記録でも見かけ
ない「袖平山」というところに立ってみたくなったのだ。
用木沢出合で年配の夫婦と会った以外登山者に会うことはしばらくなかった。
人も鹿もいない、沢の音、鳥のさえずりただそれだけ。
犬越路手前で自然の厳しい現実に直面。
直視に耐えがたい光景に目を背けずにはいられなかった。
(下山後報告した際言われたが、登山道でというのは極めて稀らしい。たいがいは沢で同じ光景を
目にするのだとか…ということは飢えでなく事故か病死だったのか…)
神ノ川ヒュッテ近くで単独行の男性1人。
その後男性1人とすれ違ったがゴム長の軽装、釣り人だったのだろう。
とにかく静かなルートだ。
大倉尾根は今頃「銀座」だろう、なんて笑いながら歩く。
東海自然歩道の道は登り一辺倒と事前に分かっていたが実際歩いてみると私にはかなり堪える。
装備の重さを体感するのも久々だったので尚更だった。
それでも『日帰りではない』というだけで心にゆとりが生まれるのも確かだ。
「ゆとり」反面、自分に対する「甘え」が生じるものだ…とこの時何度も何度も思った。
上手く説明できないけど自分は甘ったれだと腹が立った。
蛭ヶ岳山荘に予約の電話を入れた際「夕飯の17:30までに着けばいいですよ」とかなりアバウトな
ことを言われていたので(15時頃には着くようにが普通と思ってたもんで)、時間には余裕がある。
手前のピーク「風巻ノ頭」が気に入りここでコーヒーを飲むなどして休憩。
空の青さに手をかざしてみた。
その後今回の山行の目玉でもある「袖平山」に到着。
丹沢主稜を一望できる素晴らしい場所!訪れる人も少ない穴場のピークではなかろうか。
(デジイチで撮影したのですが画素数が大き過ぎてブログアップできません、残念)
アップできるのはこれだけ…おにぎりと蛭ヶ岳。
夕方近くの蛭ヶ岳に初めて訪れてみるとやはり普段とは違った趣があり新鮮ですらある。
就寝は20時。明け方3時に目が覚めるまで深い深い眠りにつき、一瞬山荘にいることを忘れる程
だった。ぐっすり熟睡とはこういうことか!

雲一つない空!富士山くっきりの清々しい朝。
丹沢山方面とは全く違いかなり慎重さを要求される山頂直下の下り。
朝一番でガレ場とクサリ場をこなすのはなかなかしんどいものだが、気を引き締めるにはもってこい。
臼ヶ岳のピークを越え西丹沢最高峰の檜洞丸へ向かう。
大室山・風巻ノ頭・袖平山を一望。
檜洞丸山頂からの富士山。
この後、熊笹ノ峰~大笄~小笄~犬越路~用木沢出合へと進む予定であったが、前日のあの現
場を通過することが堪え難く、つつじ新道入口へ進むこととなった。
ここではかなり多くに登山者と出会う。
富士見日和・山行日和であったので訪れた人皆が山頂で思い思いの時間を過ごせたのではない
だろうか。人が多すぎて落ち着けないことも考えられるが…。
新緑の西丹沢。
計画変更もあり、最終的にはこのようなルートとなった。
普段味わえない丹沢の違った雰囲気を堪能できるこのルート、再び秋に訪れてみたいと思った。
急登ルートに臨むにあたり私のやわな踵を守ってくれた秘密兵器よ!ありがとう!!
お陰で靴擦れなくすごせ大助かり。